ねえ、君。

君は私と逢っていないあいだに、私のことを考えて幾度となく射精しただろう。
「決算で忙しい」と恋人を放っておきながら、まるでオナニーを覚えたサルみたいに
私をオカズにして狂ったように毎日オナニーしただろう。
知ってるよ、そんなの全部知ってるんだから。
その証拠にほら、私と逢った途端に君は激しく勃起してる。
君はこんな身体になったのは私のせいだ、と
泣きそうな顔で責めるけれども、君自身が君の身体を調教しちゃったんだよ。
ただ、それだけのことなんだ。

それから、もう君の恋人は君を興奮させることが出来やしないね。
だって君はこの世で一番の興奮を経験してしまったのだから。
私なしでは生きていけない身体になってしまったんだね。
その泣きそうな顔で毎日媚びへつらって「お願い」に来るがいいよ。