アゴヒゲアザラシのたまちゃんは多摩川にいるからたまちゃんなわけで
東京湾にもどって、鶴見川にはいるとつるちゃんになるんだな。
つまりはけっきょく、同じやつなのだ。
昔から約束事が嫌いだった。気が変ってしまうから。
雨の日が好きだった。みんなが雨の日を嫌うから。
幼いころ下校途中で雨宿りしていたら、変なおじさんに悪戯された。
やっぱり雨の日は嫌いだった。
それに、おじさんのスペルマは幼い私の目に痛い程焼きついていて、
大人になった今も、二度とそれがなくなることはない。
雨の日はスペルマのにおいがする。
だから私は英雄が好きなんだ。たとえその人物が本当は悪者だったとしても
それで構わない。あくまで私の理想なのだ。理想の男性像。私の中にある
誰にも汚されることのない、聖域なのだ。
なーんて思っていたとある晩、知人男性の紹介でとあるクラブのお姉さまと知り合った。
紹介されて3分ほどでケンカになった。初対面でケンカしたのは初めてだ。
美しい女性だったけれど、オカマみたいな下品な女だった。
どうやら知人男性に気が有るらしく、彼と私が“やったのか“やっていないのか”
しきりに聞いてくるのだから。
でも、わるいやつじゃないなと思った。正直すぎて不器用。・・つまり暴走列車みたいなところが。
彼女は言っていた。男はちんこと心だって。現実はきれいごとではないんだって。
男性諸君、女の理想なんてそんなものだ。女性にたいする理想を持ち
自分の妻や恋人はそうでないと、せいぜいきれいごとを言いたまえ!
※画像は六本木スウィートスメル鏡乃時代のわき毛ぼーぼーお写真。レア!
カッコーの巣の上で
One Flew Over the Cuckoo’s Nest
みえない恐怖に囚われて何もできず、ただ震えながら巣の中でじっとしている。
そこでは人格も個性も消され反攻すると抹殺される。そこから飛び出して、ほんとうの
自由な自分を手に入れるか否かは、ただ一片の勇気にかかっているのだ。
勇気って何だろう。自分がただのちっぽけで弱いひとりの人間だっていうことを知ること。
それから、みえない恐怖なんてものはそもそも存在すらしていなくて、
自分が作り出した幻みたいなものなんだっていうことを知ることなんだと思う。
Vintery, mintery, cutery, corn (Mother Goose)
Vintery, mintery, cutery, corn,
Apple seed and apple thorn;
Wire, briar, limber lock,
Three geese in a flock.
One flew east,
And one flew west,
And one flew over the cuckoo’s nest.
葡萄に ミントに お菓子に コーン
りんごの種に りんごのギザギザ
ワイヤー ブライヤー ふさふさの毛
ガチョウが三羽いましたとさ
一羽は東に飛んでった
一羽は西に飛んでった
もう一羽はカッコウの巣の上に