2014年2月

みなさん、究極の拷問はいったい何だと思いますか。拷問はいろいろあれど・・結局のところ一発で獲物を仕留められるのは急所。つまり、Ｐの拷問につきると思うのです。白と黒の拷問用スーツを身に纏い、豚の体液の付着を防ぐためのブーツとグローブを装着し、完了。「コック・ボックス」は豚のＰ用の拷問をするために、考えに考えぬかれたとても合理的な拷問器具なのよ。これを見るたびに家畜用の豚はブルブル震え上がってしまうのだから。こうして、豚が逃げられないように手足を拘束して、拷問をおこないますがそれでもあまりの痛みのために豚は激しくもがき苦しみます。そのようすを観察しながら、豚により恐怖感を味あわせるための声かけも必要です。「おまえはトサツ用の豚なんだよ！」「これからじっくりなぶり殺しにしてやる。」「ブヒーとお鳴き！豚！」今日も六本木ロシア大使館の裏にある、秘密の拷問部屋には一頭ずつトサツ用の豚が運び込まれている。“ピクニック・セット”を持って楽しげに待ち合わせ場所にやってくる豚。ピクニックはピクニックでも、ここでおこなわれるピクニックはピクニックであってピクニックではない。ここにやってきた豚はまず洋服を脱がされ身体をきれいに洗われ、塩とコショウをふりかけられる。それから卵汁をぬられてからパン粉をまぶされる。それでも気づかない哀れな豚。トンカツになる豚は、まさか自分がトンカツになるなんて、思ってもみないだろう。トサツ用の拷問器具を身体にセッテンングされてからも豚は、「ピクニックはまだですか？パーティは？たのしみだなあ・・ぶひぶひ。」と、のん気な顔をしている。その部屋の中では、やがてこんな悲痛な声が響き渡る。ぶきー！ぶききー！！！（自称）女王様は一ヶ月にいちど、美容のために豚のトンカツを食べるようにしている。豚コラーゲンが肌にいいのだという。それを聞いた豚はやっと我に返り、自分がトンカツになってしまうのだと気づくが、時すでに遅し。それでもあきらめの悪い豚はこう女王に提案するのだ。「ぶひー！さ・さ・さすが年齢不詳の女王様・・いや、うつくしい女王様！ぼ・ぼ・ぼくが聞いた噂では、女性の美容には豚よりもウナギがいいと聞いているぶひー！ぼ・ぼ・ぼくは女王様にウナギをご馳走したいんだブヒー！いや、ご馳走させてくださいブヒー！だ・だ・だから、お願いだからぼくを食べないでブヒー！」

2014年2月

飯田橋博士に写真を撮っていただきました。の巻。

だから世界はうつくしい。

雪と鞭。

注文の多い料理店。